火災予防のONE LOVEとは

「火災予防のONE LOVE」は、日本中の子ども達に「火災予防教室」を届けるために、全国の現役消防士達30人が設立した法人です。

消防士が間に合わない時のために「いのちの守り方」を伝えます。

代表挨拶

一般社団法人 火災予防のONE LOVE

代表理事・現役消防士
渡邉 航生
WATANABE KOKI

1988年生まれ、山形県出身、在住の現役消防士。

2019年からプライベートを利用して火災予防の発信を始める。

活動を本格化させるため、2023年9月に全国の消防士達と法人設立。
目的は、幼少期に誰もが経験する交通安全教室のように、火災予防教室が当たり前になる社会を日本に作ること。

設立後は各地のメンバーが中心となり、計100回を超える火災予防教室を開催。受講者数は5000人を超えた。(R7年2月現在)

なぜ火災予防なのか

私の2008年からの消防人生で、火災現場で救った命は0です。
消防士が災害現場で人を助けられないと言っているのではなく、あくまで火災の話です。

火災は短時間で急速に成長するため、消防士が間に合わないことが多いのです。

幼い子ども達も毎年のように火災で命を落としています。
だから私達は、火災予防(消防士が間に合わない時のための命の守り方)を伝えています。

「火災予防のONELOVE」誕生の背景

市民への発信を始める前から、全国各地の消防士に「火災予防(建物の防火指導や市民への訓練指導など)も現場と同じくらい頑張ろう!」という趣旨で講演活動をしていました。
その中で、消防士だけの努力では火災で悲しむ人は減らないのでは?と思い始め、市民への発信も地元を中心に一人で始めました。

この活動に賛同してくれた同志達と「火災予防のONELOVE」を結成しました。

法人名は私の好きなレゲエ歌手ボブ・マーリーの曲が由来しています。彼は「愛と音楽の力で祖国の内戦を止めた伝説の歌手」です。

ONE LOVE / ボブ・マーリー
子どもたちが泣いている。子どもたちの泣き声が聞こえる。
ひとつの愛、ひとつの心、みんながひとつになればきっとうまくいく。
(日本語訳歌詞から抜粋)

ONELOVEの理念 (PHILOSOPHY)

「子どもを守る愛の火災予防」

私達のいう「愛」は「誰かのために」という気持ちです。
皆さんも、自分の子ども達のことは命をかけてでも守りたいと思うはずです。

自分のためには動けないことも、子ども達のためならあなたは動けます。
だから私達が伝えるのは、「愛の火災予防」です。

まずは ONELOVE メンバーが自らの大切な人達を守り、豊かに暮らすことを最優先で活動させていただきます。

その上で、皆さんの大切な誰かのために、愛を込めて火災予防を伝えます。

ONE LOVEの使命 (MISSION)

「火災予防教室を“みんなで”日本中に」

幼少期に必ず交通安全教室を受講するように、火災予防教室も当たり前になる社会を作ります。
但しこの使命は、私達だけでは達成できないと思っています。

日本中の消防士、お子さんを守りたいお父さんお母さん、そして子ども達も、みんなで手を取り合って、心をひとつにして、火災予防教室を日本中に広げていきましょう。

ひとつになれば、きっとうまくいきます。

最後に

ここへ至るまでにも、本当にたくさんの方々に支えていただきました。
全国の消防士の仲間達、賛助会員の皆さん、火災予防教室に参加してくれた皆さん、活動を取り上げてくださる雑誌やメディアの皆さん、いつも温かい応援メッセージを贈ってくださる全てのフォロワーの皆さん。

この感謝の気持ちを原動力に、親愛なる仲間達と共に、日本中に「愛の火災予防」を伝え続けます。

ひとつの愛、ひとつの心、みんながひとつになればきっとうまくいく。
これからもよろしくお願いします。

一般社団法人 火災予防のONE LOVE
代表理事・現役消防士 渡邉 航生